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2017/06/09 Fri  22:56:09» E d i t
 » 映画『パトリオット・デイ』 

2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を扱った作品。
短時間で犯人逮捕に至ったというのでどんな緻密な捜査が行われたのかと思いきや、意外に場当たり的で犯人との攻防で警官が随分被害にあったりするのには不安になってしまう。
それも含めて、こういった事件が世界で起きていることが事実であることをあらためて認識しました。
事件に巻き込まれたご本人達をはじめボストンの人たちが共に励まし合い事件を乗り越えていった姿には心打たれます。

警官役のマーク・ウォールバーグがなかなかよいです。

2017/05/28 Sun  19:16:34» E d i t

主演の2人をはじめ俳優陣は、といっても名前がクレジットされているのは7人という少人数ですけど、皆さん役に嵌っていて良い仕事されてました。
作品としては、ヤマモト(福士蒼汰)のミステリーさを演出したかったのだろう幽霊っぽい人やら墓場のシーンがちょっと過剰だったかなぁ。
変だからそんなところが妙に印象に残ってしまう、ってことは作品の邪魔をしているということだと思うんですけど…。

それにしてもタカシ(工藤亜須加)が上司から受けるパワハラの酷い事。
残業が3カ月連続で150時間超ってのも凄まじい。
職場の誰一人彼を助けることがなく全く救いがない。
そんな状況の日々を過ごすタカシは一見不幸なのだけれど、ヤマモト視点だと常に心配してくれていつでも温かく迎え入れてくれる両親が居るタカシって実は幸せなんじゃないかと思える。
ただそれに気付かないところが不幸なのであって。
タカシがひたすらヤマモトに助けられているように見えて、実はヤマモトがタカシを救うことによって自分を再生しているという話でもあるんだろうなと。

原作と顕著に違うバヌアツのくだりは不要なのではないかという向きも多いようですが、映像としては息詰まるような日々との対比として、あのとんでもなく美しい風景が「今生きているところとは全くの別世界も存在しているんだよ」というメッセージとして活きていると私は思います。
恐らくヤマモトとタカシを象徴しているであろう白い2羽の鳥が飛んでいく、エンドロールのバヌアツの真っ青な海の風景にはやられました。
あの映像を見ずに席を立ってしまうのはもったいない。

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

2017/02/26 Sun  22:04:33» E d i t
 » 『ラ・ラ・ランド』 


ちょっとミュージカルには苦手意識があるので他の映画と迷ったのだけど、かなり評判が良かったので観てきました。
映画館の大画面ならではの映像と音響が存分に楽しめる作品で、これは行って正解。

まずは"It's show time!"ってな華々しい歌と踊りでのオープニングですが、これでもかというようなキンキンさはなくて(レリゴーとか苦手(^^;)、ミュージカル的要素はほど良い感じ。
出会いの時に彼がピアノで弾いていてその後随所で流れるテーマ曲も、2人が歌う「City of Stars」も少し物悲しくどこかで聴いたことがあるような郷愁を誘うメロディですっと心に入って来ます。
そしてスイングするジャズはとても素敵。

夢を追いかける彼と彼女が恋をして、時に彼は収入のために自分の夢を封印し、時に彼女は挫折します。
お互いがいなければ諦めていたであろう夢を掴んだ2人でしたが…。

切ないけれど、全てがハッピーとならないところがいいし、その上での2人が互いを見つめる表情での最後が良くて、その後エンドロールで流れるジャズがより心地よく感じられました。

そうそう、映画の中で2人が映画館で観るジェームス・ディーンの『理由なき反抗』の場面が全く思い出せない~と思っていたのだけれど、考えたらジェームズ・ディーンので観たのって『エデンの東』だけでした(笑)。
まぁ、それにしたって内容はほとんど思い出せないけど…。

それと、エンドロールに「Japanese Folk Song」というのがあって、「んん?どこにそんな日本ちっくな曲があったっけ?」となったのですけど、調べたらセロニアス・モンクが荒城の月をアレンジしたものだそうで。
始まりの方で彼がピアノで練習していた曲でした。
↓確かに荒城の月だ(^^;




2017/01/29 Sun  21:14:18» E d i t
 » 『幸せなひとりぼっち』 

2015年のスウェーデン映画。
59歳だというオーヴェがどう見ても70歳くらいのおじいちゃんにしか見えなくて、だから余計昔との対比にこちらは感傷的になってしまう。
それに回想されるオーヴェの人生はかなり辛いことがてんこ盛りで…。
でもどんなことがあったとしても、最愛の人と巡り会えて結ばれてずっと愛していられるなんて最大級の幸福にも恵まれていた彼の人生でもありました。

妻に先立たれ長年勤めた会社もクビになって死のうとまでするオーヴェは、隣に引っ越して来た一家、ことにイラン人の妻との交流で徐々に再生していきます。
それに頑固で偏屈であっても彼はなんの偏見も持っておらず、傷ついた野良猫を受け入れ、カミングアウトして父親の逆鱗に触れて家に帰れないゲイの若者を受け入れたり。

オーヴェは父親の影響で車はサーブ一途、愛車に他人を乗せる時にはシートに新聞紙を敷いているのには笑っちゃうけれど、懐いた臨家の子供を遂には新聞紙のない助手席に乗せ、「生きてるって感じだろ?」と自分が子供の頃に同じシチュエーションで父に言われたのと全く同じことを言ったのにはついほろり。
父親との突然の別れも衝撃的だったし、もうすぐ生まれ来る我が子を事故で失った過去があるが故に。
色々な愛が詰まっていて、ほのぼのじんわり来る映画でした。

2017/01/14 Sat  22:20:24» E d i t
 » 初IMAXで『君の名は。』 

IMAX初体験。
まずI上映前のMAXの紹介で、吸い込まれていくような映像に「おおっ」となり、更にいくつかの映画予告で迫力のある音にびびる。
『君の名は。』の美しいと評判の背景も、その大画面で堪能できてそれだけでもかなり満足だった。

『君の名は。』はテレビで流れるスポット以外見たことがなかったので、男女入れ替わりからのストーリー展開は「そうきたか」の感じで面白かった。
先日観た『ぼくは明日、昨日の君とデートする』と少し似ているとも感じた。
時間軸の違うすれ違い、運命で結ばれた2人。
ただ『ぼくは明日、…』は運命に抗えない壮大なすれ違いで終わるのに対し、こちらは運命を変えて出会って終わる。
特に『君の名は。』はハッピーエンドだからいいんだろうな。