space彩
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2014/08/14 Thu  23:58:19» E d i t

取手川の戦いから謙信死後の家督争いの御館の乱、景虎絶命までの話。

取手川の戦いでは圧倒的な謙信の強さを見せつけられるが、その偉大さを認めながらも「聖将」を演じている謙信を嫌悪する景勝。
一方、己の身の置所をみつけられず苦悩する景虎。
2人の義兄弟はそんな互いを理解し合っている。
故に謙信亡き後、景虎は景勝が謙信の呪縛から解かれるために反景勝の神輿になる決意をする。
2人が戦うことによって上杉の膿を全て出しきり、強固な上杉を作ろうというのだ。
戦いが長引き、やがて景勝は謙信も日々苦悩したであろうことを理解するようになっていく。

景虎が己に課した使命を果たしたとし、自ら命を絶つところと、最後に景勝が景虎の遺骸を前に義兄のことを想いながら上杉の旗を守っていく決意を新たにするところは泣ける。
合戦の状況と戦い方、そこにある武将の心情がよく伝わってきて、またそれぞれに個性が際立って描かれていて面白かった。

大河ドラマの天地人から読みだした戦国モノで、どうしても基本上杉贔屓、景勝贔屓な私なのだけれど、この小説の景虎は魅力的だった。
景虎と景勝のダブル主演のドラマか映画作ってくれないかな。
で、タイトルは兼続じゃなくて景虎でしょーに。

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