space彩
02 « 2017 / 03 » 03
 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.
2014/08/23 Sat  21:43:01» E d i t
 » 『大阪最強伝説 喧嘩の花道』 

1996年 オリジナルビデオ
ノンフィクションが元になっているそうで、玉井カズヨシ(やべきょうすけ)のモデルは赤井英和、浜田タケシ(北村康・この後三池監督に一輝と命名される)のモデルは前田日明だとか。
他にもタケシが道場破りに行って返り討ちに合い、後に弟子入りする空手家も実在する人物がモデルらしい。

不良たちはそれぞれに悩みを抱えていて、その鬱憤を晴らすかのようにボコボコと殴りあったりするのだけれど、なんもかんも笑い飛ばしてしまうようなところが大阪ならではの感じ。
カズヨシといつもつるんでいて、カズヨシのおばんに「好青年」と呼ばれていたトシオは笑い飛ばせず、家族のことを侮辱されたことにキレて人を刺してしまう。

北村さんは20代半ば過ぎ。強面のキープ力はもう完成品。
だぶだぶの学ランでカバーされているけれど、やっぱり体は細い。
ヒロインがとてもチャーミングだし、やべきょうすけさんもいい味を出している。
タケシも見かけはバリバリのヤンキーだけど、1つ年下の空手のセンセにはしっかり礼を尽くし、妹や子ども達には優しいイイ奴。

やがて、カズヨシは日本バンタム級チャンピオンになり、タケシはプロレス界で「格闘王」と呼ばれるような存在となる。
その2人の異種格闘技戦が行われるその日、ヤクザになったトシオは大阪の街にいた。
そして、カズヨシのおばんに「コーセーネーン」と昔のように呼び止められる。
最後におばんがトシオに向かって投げかける台詞がいいのだ。
そう、生きている限り闘かっていかんとな。
でもやっぱり若いっていいもんだわ。

北村さんは役を選ばず、その振り幅の広さには定評のあるところだけれど、三池監督の作品も調べてみると相当に広い。
三池監督曰く、「流れに逆らわず、むしろ流れている方に向かって泳ぐ。海に出るのか、池に出るのか、またはいつまでも流れていくのか。行ってみないとわからない」。
「来た仕事は順に受ける」というのも2人に共通した言葉だし、北村さんが言う「自分には役に対するこだわりはない。監督がどうしたいか」というのとも考え合わせると、凄く相性がいいのだろうと思う。
最近の北村さんのインタビューで三池監督のことを聞かれて、「独立系作品からずっと仕事をしてきて、ある意味“ホーム”みたいな感じ」「俳優として育ててもらった気がする」と語っていらっしゃるので、仕事に対する考え方でも影響を受けたのかもしれないけれど。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spaceaya.blog39.fc2.com/tb.php/2205-6f5029da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック