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2014/10/15 Wed  22:45:29» E d i t
 » 『上杉景勝』児玉彰三郎 

景勝本としてはネットで良書と評判の本で、1979年私家版として刊行された『上杉景勝』を底本として発行2010年に復刻された。
守りの名将・上杉景勝の戦歴』の著者・三池純正氏もあとがきで「幻の名著」と紹介している。

事実と思われる時系列の資料まとめといった感じがするが、かえってそれで景勝が生きた時代の凄さがわかる。
景勝は謙信死後、熾烈な景虎との家督争いがあり、その後もしばらくは国内も落ち着かず、周囲からの侵攻にも備えなければならなかった。
気が休まることはあったのだろうか。

もう幾度となく目にしている景勝が信長とそれに通じる諸勢力によって包囲されて存亡の危機に立った際に佐竹義重に送った書状についても書かれている。

「景勝、好き時代に出生し、弓箭を携え、六十余州越後一国を以て相支え、一戦をとげ滅亡せしむべきこと、死後の思出、景勝幅には甚だ相応せず候か。もしまた万死を出で一生せしむるに於ては、日域無双の英雄たるべきか。死生の面目歓悦、天下の誉、人々その羨巨多たるべきか。」

日域とは日本のこと。
この時、景勝は27歳。

景勝は謙信の影に隠れがちだけれども、戦国の世を生き抜き、しかも最終的には家康や徳川の二代目秀忠にも厚い信任を得たというのは、政治外交手腕・軍事的采配、人間としての器量においても決して謙信に引けを取らない武将であったのではないだろうか。
いや、むしろ私は謙信以上だと思っているのだけど、そんな私も去年までは存在すらちゃんと知らなかったからなぁ…。

コメント
この記事へのコメント
景勝様って、そんなに凄い人だったんだ、とここで改めて思います。
又、そのお方と実家のお墓が同じ境内に、というのも改めて、、です。今度お墓参りに行ったら、そちらもじっくりお参りしなくては!です。住職様にも面白い話が聞けるやもしれません。

しかし歴史とは。。昔の資料が多く残っていて、こうして本になったりドラマになったりしているという事も、凄い事。
同じ土地に住みながら、生まれた時代で大きく生き方も違ったり、であったり。。
それぞれに様々な栄枯盛衰は有ったでしょうし、、

親戚たちの事でさえ、そんなに深く知っているかどうか。。もっと見聞きしておかなくては、と思ってみたり。。

アハ、とにかく引越し騒ぎが落ち着かないと、です。あと二か月、リフォーム、結婚式、三回忌、移転と何だか気忙しや~
2014/10/17 Fri 09:27:49
URL | OYAMA #JalddpaA Edit 
ホントに凄い所にお墓があったもんだわ~。

歴史は真実と嘘が混じりあっているけど、いつのまにか小説の内容が本流になってしまったりという怖さもあると思う。
でも、昔に思いを馳せるってロマンだよねぇ。

これから何かと忙しないね。
環境が変わったりすることがストレスになるから気をつけてね。
2014/10/18 Sat 00:41:56
URL | ミケ #Pe0og0Jg Edit 
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