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2015/03/21 Sat  23:59:45» E d i t
2001年のNHK大河ドラマの『北条時宗』をようやく観る機会に恵まれた。
これ、北村一輝さんのテレビドラマでの出世作なのかな。

時宗(和泉元彌)と時輔(渡部篤郎)の子供時代が8話か9話くらいまであって、父の時頼(渡辺謙)が亡くなるまでは時頼が主人公みたいな感じ。
渡辺謙さんだと重厚な雰囲気になるのはさすがだけど、毒を盛られて皮膚が変色?して最後は何故か黄金に輝いちゃったのにはちょと笑える。
その時頼の時宗への遺言が、得宗家を危うくする存在である北条長時(川崎麻世)と時輔を殺せというものだった。
長時は、時頼が病にかかった時に時宗が成長するまでとして執権職を譲られたのだが、将軍宗尊親王(吹越満)に接近してに反得宗家に傾斜していた。
この長時を安達泰盛(柳葉敏郎)から頼まれて暗殺するのが八郎(後の平頼綱・北村一輝)。
鬼気迫る表情と狂気の雰囲気、度肝を抜かれるような登場で、こりゃ視聴者に強烈な印象を残しただろうな。
シーン自体は知っていて、「くるぞくるぞ」と見ている私でさえ、思わずぞくっとしたので。

後に時宗に目通りした時に、その高貴な姿に八郎は雷に打たれたかのように、というか一目惚れ?(笑)、これ以上ないくらい大仰にひれ伏す。
時宗に仕えるようになり、時宗に対する時はまるで絶対服従のワンコのようで、他の者に対する狂犬ぶりとの落差が素晴らしい。
悪い顔と愛らしい顔と、どちらも好きだ。
中でも凄かったのは、九州へ行けと時宗に命ぜられた頼綱の常軌を逸した落胆ぶり。
ざんばら髪振り乱して柱に頭をガンガンぶつけて「時宗様ぁーーー」と絶叫、挙句「時宗様はわしに飽きられたのじゃ~」(笑)。
こ、これは…(^^;。
他にも北村ファン的見どころたくさんで楽しい。

時宗は14歳で執権の補佐を務める連署に就任、18歳で第8代執権となるが、蒙古に対して徹底抗戦を决める。
ドラマでは、時宗は争いはしたくない理想主義者のようだが、目前の国家的危機への体制強化の面もあって、次々と反得宗家勢力を粛清していくことになる。
側室の子で兄である時輔をも殺すことになるのだが、ドラマの時輔は日本は蒙古に対して国を開くべきと主張する。
蒙古からのあの高圧的な国書を読んで、その要求を受け入れることは属国になるってこと以外にどう読み解けば時輔の考えに至るのか全く理解不能。
結局時輔は実は生きていて、高麗に渡って日本の情報を蒙古側に漏らしたり、中国語ペラペラだったり、最期は時宗の死を看取ることになる。
実在の人物がちょっとぶっ飛びすぎてないか?

そして、蒙古襲来。
この頃の大河ドラマは戦さのシーンなど結構迫力あって見応えがあった。
天地人はチープだったものなぁ…(涙)。
見ながら、蒙古襲来についてネットで調べる。
神風のお蔭で日本は救われたくらいの認識だったんだけれど、どうやらそれは違うらしい。
文永の役での暴風雨は全く根拠がないらしい。
弘安の役では、本当に大型台風が九州地方を襲ったようだけど、それまでに日本側の猛攻で長い期間元軍は海上に留まざるを得ず、疫病も蔓延したりもしたらしい。
季節柄夏に長い間留まっていれば、大型の台風の1つや2つ来てもおかしくない。
結果的に、神風にはなったのけれど、ただそれだけで日本が助かったわけではないということだ。

それにしても、時宗は文永の役の時が24歳、弘安の役が31歳。
そして34歳という若さで亡くなる。過労死との説もあるとか。
時宗が亡くなった後、まるで体育座りで悲しみに暮れ憔悴しきっている様子の頼綱。
そこへ奥方(寺島しのぶ)が来て耳元でささやく。
「悲しむだけ悲しんだら、前にもまして時宗さんの為にお励みあそばせばおよろしい。
 時宗さんのために…、そして、時宗さんの代、わ、り、に」(にやり)
その言葉にも虚ろなままの頼綱の襟首掴んで立たせて
「しっかりあそばせ!」と張り倒す奥方。
こえー(^^;。
その言葉通り、頼綱は絶大な権勢を振るう執権となるが、成長した時宗の嫡嗣である貞時に滅ぼされることになる。

他にも色々印象に残ってる人物やシーンも満載なのだけれど、何せ49話もあるから書き出したらキリがない。
それと、戦国時代ばかり読んだり観たりしてたけど、鎌倉時代も興味深い。


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