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2015/10/15 Thu  22:42:55» E d i t
 » 『暗礁』黒川博行 

疫病神シリーズ第3弾。
登場人物が多すぎて、少し整理せねばと思っているうちに北村さんの舞台突入ですっかり間が開いてしまい、更に記憶が曖昧になりまして…。
相関図を書きながらもう一度読みはじめたものの、これがなかなか大変な作業でした。
それでもこういうことをやり始めてしまうと熱中してしまうものだからすっかりこの2日間は寝不足です…。
最後はさすがにちょっと力尽きていい加減になってしまったので、まだ納得はいかんのですけど(^^;

話は佐川急便事件が元になっているそうで、大手運送会社の巨額の裏金やまともでない金の流れが警察やら暴力団やらが絡んであちこちに。
そこにシノギの匂いを嗅ぎつけた桑原が動き出し、二宮も巻き込まれていきます。
この話を端的に言い表していると思われる会話。

「リスクマネージメントの難しい企業はどないするんです」二宮が訊いた。
「警察から天下りをとるんや。極道に食われんようにな」
「さんざっぱら食い荒らしたあとに、今度は利権漁りの議員どもにが食いに入る。骨までしゃぶり尽くす棲み分けができとんのや」
「おれ、腹が立ってきましたわ」
セツオがいう。「汚すぎやないですか」
「おまえも一端のゴロツキなら、そういう不条理を乗り越えてシノギをせないかんのや。女のパンツばっかり覗いている暇はないんやぞ」

桑原は勢いばかりではなくちゃんと計算で動いているし、機転の良さで数々の危機を回避していきます。
二宮は二宮で結構したたかでやる時きゃやるって感じ。
それでも遂にやりあったヤクザの関係筋に桑原が攫われてしまうのですが、二宮は若頭の嶋田に助けを求めてすんでのところで救出されます。
しかし嶋田が出張ったことで桑原のシノギは組のシノギになり、稼ぎが半分に減ってしまった桑原は二宮に毒づく。
「おまえはいつもいらんことをするんや」
二宮がそれを「はいはい」と受け流しているあたりが、この2人の関係をよく表しているかと。

しかし、私の脳内では完全に桑原=北村一輝で再生されているので、なんにつけカッコイイしハラハラドキドキで、このシリーズ楽しさ倍増なのですわ(^^)

暗礁人物相関図

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