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2015/12/08 Tue  22:32:38» E d i t
 » 『美味でそうろう』 
BS朝日開局15周年記念スペシャルドラマ
4日と5日、2.5時間ずつの2夜連続ドラマでした。

老中の水野忠邦(小野寺昭)による天保の改革の頃のお話。
同心をやめて矢立屋になった柿江新平太(北村一輝)が父親譲りの鋭敏な舌と豊富な食の知識を生かして事件解決に挑みます。
月代(さかやき)はなく長い髪を下の方で束ね、着流し姿の新平太さん、粋です。
たすき掛けで料理をする姿も素敵でございます。
オトコ前な人の着物姿って色気も増してイイんですよねぇ。
特に下の方できゅっと締めた帯に締まった下半身の後ろ姿はたまりませんわ(^^)
新平太01

遠山金四郎(中村橋之助)は新平太のことを買っていて事件解決への協力を要請します。
新平太と金さんはお互いに言いたいことを言いあいながらも認めあっているといういい感じのコンビ。
まさに浮世絵に出てくるような橋之助さんと、古代ローマ人にもなる濃い顔の北村さんの組み合わせがこんなに良いなんて新たな発見でした。
一方、絵描きでおきゃんなお鶴ちゃん(南沢奈央)とは、お鶴ちゃんが新平太好き好きオーラを出しまくりなのにその気持ちを全く意に介さず「しょーがねぇなぁ」という感じの新平太というなんとも可愛くて微笑ましいコンビ。
それに金さんや新平太の行きつけの居酒屋にはイイ女のおろくさん(若村麻由美)に、鍵を握る新平太の出奔した父親(中村雅俊)と、他のキャストも良かった。
こういう良質な作品の主役というのは、ファンとしては実に嬉しいものですね。

新平太の父親が出奔した後に母親は心の臓の病で亡くなり、お家は断絶、新平太は父親のことをずっと恨んでいました。
その父親が悪事に関わっているのではないかと思いきや、実はお上から課された密命を果たすべく市助という別人となって廻船問屋の河内屋に潜り込んでいたのでした。
これをふくろうと言うのだそうな。

それを知った新平太が金さんに問いかけます。
「ふくろうってのはそこまでするお役目なのか?」
「それが武士の務めというものだ」
「武士・・・くだらねぇ。まったくくだらねぇや」
目を潤ませながらふっと笑う新平太の表情がとってもいいのですよ。

悪役もいかにもな感じで、そして期待を裏切らないスカッとする結末。
まさしく痛快時代劇でした。
惜しむらくは北村さんの殺陣がもちっとあればよかったけど、まぁそこは「ペンは剣よりも強し」ってことなんでしょう。
(※「ペンは剣よりも強し」の元々の意味は全然違うらしいです)

それにしても、江戸は世界一の都市だったそうですね。
人口、水道設備、清潔さ、それに食も?
そんな江戸の食文化を織り交ぜながら事件を解決していく時代劇っていいじゃないですか。
同じキャストのままシリーズ化してくれないかな。
できれば地上波で。


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