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2016/10/16 Sun  18:42:08» E d i t
 » 『ナイン・ソウルズ』 

2003年、映画。豊田利晃脚本・監督。
9人の脱獄囚たちが繰り広げるロードムービー。
北村さんの出番はどうせちょっとなんだろうなとだらだら見るつもりが、オープニングの空撮に中野サンプラザが映っていたので早速プレイバック。
見慣れた街の空からの眺めをここで見るとは思わなんだ(笑)。

それはさておき、徐々にビルが消え荒涼とした中に東京タワーだけが残るオープニングは、弟を殺して立て籠もった未散(みちる・松田龍平)がこの風景に向かって『何でも開けられる未来のカギ』を回すのに繋がります。
そんな風に、9人の話がてんこ盛りな分、結構見る側には分かりやすく親切な作りになっているように感じました。
多くが救いのない話にも関わらず、所々にほっとするような人物や台詞が挟まっていることや、乗っ取った赤いバンがいつしか雲の描かれた空色の車体になり、バラバラになった9人がその中から出て来る一番最後のシーンで救われます。

北村さんはお洒落なイタリア製のスーツとスエードの靴で洒落込んだヤクザで出番は少ないですが、昨日記事にあげた作品とは違って端役でもしっかりと北村一輝だったという満足感はあります。
原田芳雄さんはじめ個性的な俳優陣は面白いし、伊東美咲さんも綺麗で可愛いしで見て損はないかと。

2016/10/15 Sat  23:28:07» E d i t
『棒 Bastoni』は、2002年公開の望月六郎氏の助監督だった中村和彦氏の初監督作品で、脚本には望月氏も名を連ねています。
AV男優(松岡俊介)が主役のラブコメ?
売れっ子のAV女優と結婚、彼女が妊娠して現場を離れたら、そこに昔の恋人が現れて…てな感じで撮影現場だのそんなシーン満載で、うーん…と思いながらもなんとか完走。
AVを見慣れた諸氏には物足りない感じらしいし、かと言って私らが見るにはシンドイ。
AV男優は貧相な体で女優陣は痛々い感じがしてしまってなんだか中途半端な気がする。
まぁ北村さんが出ていなければ見ることもなかった作品に違いない。
その北村さんのAV会社プロデューサー役は、そんなに顔のアップもなくあまり印象にも残らない端役でした。

ちなみに売れっ子AV女優を演じた女優さんは、文学座研究所や歌舞伎の舞台演出の手伝いを経てこれが初ヒロインでヌードも初めてだったという紹介を見ました。
結局女優としては売れずに2004年に本当にAV女優に転身ということで、そちらの実話の方が映画よりもインパクトが大きかった次第(^^;


棒の主役・松岡俊介さんが監督をしたのが、やはり2002年公開の『MSTRBTN=ミスターバッテン』
29分という短い作品ですが、まぁ一度やってみたかったんでしょうね、という感想しか…。
特典映像なんかも画面をユラユラさせる編集を多用していて、一体何がしたかったのやら。
だってあんな風にやられたらとても画面を直視できませんって。

北村さんは春らんまんの丈二そのままのビジュアルで西川のりお氏とちょっとだけ絡んでいます。

(DVD付属のブックレットから)

2016/07/17 Sun  23:44:43» E d i t
 » 特典映像狙い 

きょうは北村さんの47回目のお誕生日なんですよね。
おめでとうございます。
せっかくなのでたまには北村一輝タグの記事を。

さて、この頃はすっかりとオフ状態なのか露出がなくリアルタイムでの楽しみがないので、過去作品の特典映像狙いでセルを買ったりしています。
買ったのは、『寄生獣完結編』と『宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京』。
寄生獣の広川はビジュアルもいいし、パラサイトなのか人間なのかといった絶妙なバランス、迫力の演説シーンからSATに撃たれるまでの演技が本当に素晴らしい。
全体的にも楽しめて気に入っている作品の一つです。

セルにはしっかりしたブックレットがついていて結構見応えがあります。
特典映像には演説シーンのメイキングが入っていて、演技オフ時の北村さんは可愛さ炸裂でオン時との落差が凄くてやられる(笑)
舞台挨拶には出ていないので、他に見られるのは後藤がピアノを弾いているシーンだけですが、私はブックレット見開きと演説シーンのメイキングで十分満足でした。

『宿命』の方でも主要な女優陣の座談会で「かわいい」を連発されてます。
『宿命』の特典映像では、主役だけあってたくさん持ち上げられているし出番ももちろん多い。
こちらの北村さんは女優さん?と思ってしまうような印象です。綺麗。

2016/05/15 Sun  13:10:02» E d i t
 » 『タイガー&ドラゴン』 
2005年、単発のスペシャルドラマの後、連続ドラマとして放映された。
各回古典落語の1噺ずつを周囲で起こる話にアレンジ、虎児が高座で話す形で劇中劇と共に進行する。
スペシャル 三枚起請
第 1話 芝浜
第 2話 饅頭怖い
第 3話 茶の湯
第 4話 権助提灯
第 5話 厩火事
第 6話 明烏
第 7話 猫の皿
第 8話 出来心
第 9話 粗忽長屋
第10話 品川心中
最終話 子は鎹

両親が自殺して孤児となった虎児は以来笑うことがなかったという。
やくざとなり笑いのセンスが皆無の虎児が、借金の取り立てに行って林屋亭どん兵衛(西田敏行)の落語に笑い、弟子入りを決心。
かたやどん兵衛の次男で落語にかけては天才と将来を嘱望されていた谷中竜二(岡田准一)は、あることをきっかけに廃業してこれまた全く才能のないファッションデザインでショップをやっています。
「竜虎は住む世界が違う、そんな2人の物語」という導入があるのですが、実際は虎児が中心でした。
「死んでも誰も悲しまない」とヤスオ(北村一輝)に言い放たれた虎児が、人情や家族愛や子弟愛などに触れて成長していきます。
最後は師匠であるどん兵衛と客席と一体になって「タイガー、タイガー、じれっタイガー」と叫び続ける大団円。
面白かったです。

北村さんは単発の「三枚起請」と第9話の「粗忽長屋」、最終話の「子は鎹」に、いかにもな強面やくざの田辺ヤスオ役でご登場。
ヤクザとしてのレベルが虎児とは違うとどん兵衛はじめ谷中家の男たちが怖がっているのに、どん兵衛の妻と嫁はメロメロになってしまうというたらしです。
その癖メグミにコロッと騙されたり、救いようのないクズかと思いきや自殺した仲間の子に送金していたり。
最後は、死んだことにして田舎に戻ったのに賞金をかけられて命を狙われたウルフ商会の力男(橋本じゅん)にまで結婚の報告を送ってしまうという粗忽者なオチ。
私、おバカで憎めないヤスオのような役が愛しくて仕方ないこの頃です。
年齢的にこういう役はもうないんだろうなと思うと余計に。


「奥さんだって美人だよー。20年、いや10年前に出会ってたらね、俺ね、過ちを犯してたかもしれないな。」
この、たらしがっw

2016/03/27 Sun  22:26:33» E d i t
 » 『ぼくのいのち』 
3月23日(水)に読売テレビ系で放送された単発ドラマ。
http://www.ytv.co.jp/bokunoinochi/
4歳で肝芽腫を発祥した祐平(横山歩)とその家族の愛の物語。
実話が元になっているそうです。

北村さんはこないだまでイケイケ極道@螻蛄だったのが嘘のような子煩悩のお茶目なパパの大介役でした。
「ワァッ!」と大袈裟に驚いてみせるのはベムの夏目さんのよう。
妻・三千代役の木村佳乃さんとはとてもお似合いで。
そういえば去年の年末には常盤貴子さんと夫婦役だったし、NHK大河の天地人で兼続ラブな女性陣との夫婦役が続いたんですね。
てことは、次は長澤まさみさんとか?
さすがに年が離れすぎか、というか何を制覇させようとしてるんだ(^^;ゞ
リアタイでは私の目ったら北村さんにしかフォーカスを合わせないものだから(見どころがたくさんありましたから)、録画でようやく全体が見えたという感じです(笑)。

子どもが重い病気にかかるというのはとてつもなく辛いこと。
でも祐平がとにかく明るくて頑張りやで、互いに思いやる川田家の家族には素直に心打たれました。
あんな風に家族が助けあって生きているって心底羨ましい…。

佑平に肺転移がみつかり、その治療について迷いぶつかり合う三千代と大介。
三千代にどうしたらいいか教えてと意見を求められたじいじ(竜雷太)は、「お前たちが話しあって結論が出ないこと、俺が決めるわけにいかないよ」と諭します。
「親として命を授けた責任がある。親としてどうするかお前たちが決めろ」と。
その時に、元気に成長していく佑平を思い描きながら涙ながらに話すじいじには泣けました。
竜さん、いい役者さんだわ。
祐平役の歩くんが上手いのにも驚きました。

大学病院の担当医師(佐々木蔵之介)が、終始無表情でデータに基づいた事実のみを淡々と話していたのが、祐平の頑張りに次第に表情が柔らかくなり最後には笑顔を見せるという変化は、ありがちですけどとても上手く表現されていたと思います。
「色々厳しいことばかり申し上げてすみませんでした。悠平くんに生存率などという言葉は不要でした」と言う柔らかな表情の先生、喜びに抱き合う大介と三千代、退院した悠平を囲んでの家族の記念写真から悠平の手紙の朗読へと畳み掛けていって、現在16歳になり普通に高校生活を送っている本人映像が流れたのにはじんときました。
普通に生活できるって本当に幸せなことですね。